アーチ型の開口にドアの取り付けを (静岡県H邸)

アーチ型の開口にドアの取り付けを (静岡県H邸)

既存のアーチ型のリビング開口部に、アーチ型のドアとドア枠を取り付けました。

アーチ型リビングドア

静岡県のH様宅、漆喰の塗り壁やテラコッタタイルの床など、スパニッシュ調で統一されたステキなお家でした。

玄関を入ると、そこにはリビング・キッチンへと続く上部がアーチ状になった開口がありました。
アーチ開口

とても可愛らしい造りですが、玄関を開けるとせっかく冷暖房した室内の空気が、風とともに一気にフワーっと外へ出て行ってしまいます。
そこで玄関ホールとリビングの間に、アーチ状のドアを製作することになりました。

アーチ型の開口には枠は無く、漆喰が巻き込んで塗ってありました。
開口に既製品の枠が使用してあれば、その中のドアのみを製作すればいいので、アーチドアの製作も比較的簡単なのですが、今回はそうはいきません。

後施工なので、既製品のアーチ開口枠もサイズが合わないので使用できませんし、現場の開口に合わせて、枠の方を調整しながらの製作にはとても苦労をしました。

製作の前には、一度現場まで下見に行っております。
採寸やアーチの形状の型取りなどに経費が発生しますが、それは最小限の工事で終わらせるために必要な作業です。
壁を壊したり、開口を作り直したりなどの大掛かりな大工工事を行うこともなく、取り付け作業は半日で終わりました。

カラーはチーク色仕上げ、ドアノブは標準レバーハンドルを使用。
アーチドアに使用しているアンティークステンドグラスは、当工房でご紹介している専門店さんで、お客様のお好きなものをお買い求めいただき、それを当社へ直送していただき取り付けています。

今まででも充分にステキだったお家が、ドアをつけることで、よりステキに、そして温かみのある空間へと変身しました。
アーチドア
【オーダーから取り付けまでの流れ】
お客様からお電話でのお問い合わせ。
現状の状態、どのようにしたいのかなどのご希望をお聞きしました。

製作が可能かどうかを見るために、現場のお写真をメールにて送ってもらいました。

製作可能と判断したため、2デザインのお見積もりと経費のお見積もりをご提案しました。

デザイン・仕様を決定。

ご入金。
(オーダーメイドのため、ご入金にて正式受注となります。)

現場の採寸とアーチ形状の型取りなどの下見。

アーチドア枠、アーチドアの製作。

ドアの完成。
取り付け日の打ち合わせ。

取り付け工事。
完了。

【okamokuの室内ドア専用ホームページ】
室内ドア専門サイト「室内ドア工房」はこちらからどうぞ。
パイン家具工房okamokuのHPはこちらです。

 

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