【限界高さ】高さ80cm特大サイズの木製滑り出し室内窓-島根県N様邸

滑り出し室内窓

島根県N様からオーダーいただいたとても大きな木製の滑り出し室内窓です。
滑り出し室内窓

滑り出し室内窓

泡入りガラス(アルトドイッチェ)
上3枚のお写真はお客様が取り付け後にお写真を撮って送って下さいました。

製作した滑り出し室内窓のサイズは、高さ80×横幅106cm、室内用で、木製で、オーダーメイドで製作する滑り出し窓としては他に類を見ない特大サイズでの製作となりました。

通常このサイズですと、観音開きにするか、横に2分割にして、上下2段の滑り出し室内窓で製作する方法を考えますが、今回はお客様の強いこだわりで1枚扉の大きな滑り出しで製作することになりました。
滑り出し室内窓(ローズ色仕上げ)

室内窓(滑り出し・木製・オーダー)

このサイズの滑り出し室内窓を製作しようと思うと、金物の強度や可動部の強度、あとは、開けた時にハンドルがかなり遠くの方へ行ってしまうので、開閉時に窓から転落する危険性があるなど、色々な問題が出て来ます。

金物の強度、可動部の強度は、「このサイズでもう限界で」あとワンサイズ小さめ(高さ70くらいとか)で製作させてほしいというのが本音のところです。

開閉の時の転落の危険性については、いくつか対策も考えられるのですが(先に説明した、観音開きと上下2分割以外の話です)、1つは、内開きにすること、1つは金物を中心付近に取り付けること。でも、それぞれに一長一短があります。

滑り出し室内窓を内開きにした場合、頭をぶつけたりもしますし、このサイズの窓が内側のせり出してくるわけですから邪魔でしょうがなくなります。

金物を中心付近に取り付ける方法の場合ですと、金物の取り付けがイレギュラーになりますので、今度は枠の太さが異様に太くなるといった問題が出てきます。

じゃあ開閉方式を変えるのは? 今回は滑り出し限定です。。。。

と、いろんな問題を想定しながらお客様と打ち合わせを進め、今回の滑り出し室内窓の製作に至っています。

滑り出し室内窓(木製・オーダー)
事例の仕上げの色は「ローズ色」で、ガラスは水の流れのようなテクスチャーの中に気泡が混入しているアンティーク調の「泡入りガラス」を横流れで使用しています。

製作した室内窓は施主支給品としてお客様宅へ配送、現地の施工業者様が取り付けを行っています。

 

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